初めまして。ブログページをご覧いただきありがとうございます。 アロマ、ハーブ、フラワーレメディなど、植物の恵みをとりいれた自然な暮らしの情報を発信していきたいと思います。 よろしくお願いいたします。

ワイルドローズの花が咲きました☆
昨年、鉢植えしたワイルドローズ(Rosa canina),、GW明けの晴れた日に、
一輪だけ花を咲かせました!小さな花ですが可憐に輝いています。ワイルドローズの実はローズヒップとして、ハーブティーやオイルを抽出するためにも使います。バッチフラワーレメディでは花を”あきらめ、無力感”に使います。だれでもありますよね。「まぁしょせん、こんなものだわ。(例えば女だし、子供がいるからしかたないわ…とか?)」ってつぶやいて状況を受け入れる事、必ずしも悪い事ではないけれど、それによって私たちは潜在的な可能性を閉ざし、知らず知らずにイキイキとした魂の喜びを放棄していく。ワイルドローズの肯定的な状態では、大きな流れを信頼して身をゆだねながらも、おかれた状態の責任を引き受け、喜びを持って自分から人生に働きかけようとします。やがて真っ赤なビタミン豊富な美と健康にも役立つ実を結ぶように、肯定的なワイルドローズは人生の果実を自ずと受け取る助けとなることでしょう。


マイナスの感情から選ぶフラワーレメディ
3月、4月開催のBIEPレベル1、PTTコースが終了し、
現在5月土曜クラスを開催中です。6月17日は3回目の講座でした。
38種類のレメディと感情を結びつけて学ぶプロセスの中で、マイナスの感情からレメディを選ぶことの意味をしみじみと感じています。マイナスもプラスも、どちらも私たちの内にもともとある感情で、どちらも大切な感情。ただマイナスばかりで自分の居心地が悪かったり、苦しい時にはレメディが助けになります。マイナスの時の状態は個々の大切な個性でもあり、それがあるからこそ、内面の成長や他者を理解する力が養われる重要さもある。傷や困難を克服した時に、初めて見えてくるものがあるように。苦しみのただ中にいる時は、そんな風に達観するのは難しいかもしれないけれど、やはりマイナスの感情も大切なものであることは、事実なんですね。例えば「スィ―トチェストナット」のレメディ。これは「極度の精神的苦悩」に使うレメディ。そんな状態にプラスがあるのか!とごく当たり前に考えるとそうなんですが、そのレメディを自ら選ぶプロセスでは、苦しんでいる事実や、悩んでいる理由、悩んでいる自らの弱さのようなものを、一旦自分で受け止めるわけです。起こっている状況は変わらなかったとしても、今自分の内面に起こっている事を自覚する。すると、より楽観的になれて、何かしら高い次元の力や本来の自分の持っている内なる力を再び信じられるようになるかもしれません。さらにレメディを飲む事で、そのプラスの状態を強化する事ができる。レメディは自分にないものを足す薬の様なものではなく、本来自分の中に持っている力や美徳を引き出すものなんですね。
次回は4回目の講座です。どんな自分の感情に、改めて出会うことができるでしょうか?次回も楽しみにしています。

(photo/八ヶ岳の3月のカラマツ/バッチフラワーレメディのラーチに近い植物です。今頃は深紅の花も咲き終わり、芽吹いた緑が瑞々しく生い茂っていることでしょう。葉を落とした冬のカラマツも、それはそれで凛とした美しさでした。)

バッチフラワーシンポジウム2017
 10月21日(土)~22日(日)、バッチホリスティック研究会での
講師研修とバッチフラワーのシンポジウムに参加するため東京に
行ってきました。全国のPTT講師の先輩方とご一緒するのは緊張もしましたが、同期生と再会する事もでき、濃厚な学びと共に、楽しい時間となりました。
シンポジウムでは「老年学のすすめとバッチフラワーレメディ
~親を見守る眼差し、自分の将来~」をテーマに、各分野の専門家の先生方のお話を聴く機会がありました。(詳しくはアロマ&ナチュラルセラピーハートのブログをご覧ください。)
濃厚な2日間でしたが、バッチフラワーレメディがストレスケアはもちろん、自己の成長を助けるツールであることを再確認した2日間でした。

 9月から10月にかけて、仕事も含めて新しい出会いや経験がたくさんあり、目まぐるしい日々。とても充実した日々ではあるのですが、外部での新しい仕事や、自分の勉強(研修や勉強会、バイオグラフィーワーカー養成講座など)が続いた後は、いつも家でたまった家事をすることで、日常を取り戻しています。
ごく普通の掃除、洗濯から始まって、アイロンがけや料理、なぜか忙しくなる前後はコンロ掃除なども始めたくなる。できればお菓子を作りたいところだけど、そこまですると、レメディのオーク(疲れているのに頑張り続ける。)が必要な状態になる(笑)
東京から戻った後は、1日休みしましたが、BFRP(バッチ財団登録プラクティショナー)の更新のためのレポートを書きつつ、家事をしつつ、事務仕事しつつの1日でした。少しずつ日常が整っていく中で、最後の締めはレメディを選び直す事。または精油を選んで家族が寝静まった後に、一人でお風呂に入る事。
そして、読みかけの本や好きな本をパラパラとめくる時間。すぐに眠りに落ちてしまうのですが、ふと手に取った吉野弘さんの詩集の中の、次の詩が心に沁みました。都会の雑踏の中でも、イメージの世界では静けさを充分に味わうことができるような優しい詩です。
  石仏 ~晩秋~ (吉野弘詩集より)
  うしろで
  優雅な、低い話声がする。
  ふりかえると
  人はいなくて
  温顔の石仏が三体
  ふっと
  口をつぐんでしまわれた。
  秋が余りに静かなので
  石仏であることを
  お忘れになって
  お話などなさったらしい。
  其処だけ不思議なほど明るく
  枯草が、こまかく揺れている。
 
 

ハニーサックル ~過去そして今この時~
BFRP東海のレメディ研究会で、10月にハニーサックルを学びました。
⇒詳しくはBFRP東海ブログ(レメディ研究室へ)

過去を振り返るって、結構力がいる事なんだと、最近つくづく思います。11月の声を聴き、今年1年の振り返りをしようと思っても、意識していないとなかなか思い出せないんですよね。でもそれではやはり経験を活かせない。ハニーサックルのバランスの取れた状態である「現在を充分に生きる能力があり、もう過去にとらわれずに済み、過去の経験を価値あるものとして見なし、そこから学ぶことができるからこそ、今日があると考えます。」過去にばかりとらわれていてはマイナスの状態ではあるけれど、時には過去を振り返り、懐かしみ、後悔しつつ、そんな積み重ねの時間が今と繋がっているのだと心から思えたら、今この時を真に大切にできるかもしれません。どんな記憶も愛おしい記憶として、大切な人生の一部として、そんな風に考えるのには時には時間も必要だし、つらい出来事であればあるほど、なかなか言える事ではないとわかってはいる。けれど、何かしら新しい視点を獲得する事が出来た時、バランスの取れたハニーサックルの状態にきっと近づくことができるかもしれません。(レメディを飲むことも、その一つなのでしょう。)ずいぶん前の事ですが(30代の頃)、緩和ケア病棟でアロマテラピーのボランティアを続けていたことがありました。手や足のトリートメントや芳香浴、時にただ身体をさすりながら、皆さん自分の人生について自然に話して下さった事を思い出します。私に話しているというよりは、自分と対話するように。ハニーサックルってとても愛おしいレメディ(感情)なんだと、つくづく思います。レメディを使い始めて10年ほどが経ちますが、改めてハニーサックルに出会った気がする学びでした。

植物観察会(10月31日/11月29日)
東山植物園での植物観察会。春、夏、秋、冬、それぞれにバッチフラワーレメディでも使われる植物の定点観察をしています。
10月はお天気にも恵まれて、ビーチ(ブナ)の林もほんのり色づいて、青空を背景に輝いて見えました。
11月の観察会は、スタートは雨でしたが、すぐに雨も上がり、
紅葉を楽しみながら、オークやラーチの紅葉や、花が終わったハニーサックルなどを観察しました。
詳しくはBFRP東海ブログをご覧ください。